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  • 執筆者の写真木村 俊運 @ 日本赤十字社医療センター

ボイストレーニングの話 1/2

更新日:2018年6月27日

 あまり脳外科とは関係ないが、去年の異動前後で少し時間の余裕ができたので、ボイストレーニングに通ってみた。


実は中学のころから、自分の声にコンプレックスがあり、高校を卒業するころから結構悩んでいた。

今から考えると、小児期の副鼻腔炎(蓄膿症)のために、たびたび聞こえる自分の声がくぐもった感じになっていたのが影響していたのだと思う。


医者になると、患者さんはこちらの話を聴こうと思ってくれるので、聞き返されることはあっても診療で困ることはあまりなかったが、例えば学会で発表する際などは話が違ってくる。

つまり、内容ももちろん重要だが、聞き取りづらい話を話者に意識を集中して聞くよりも、スライドを見ている方が楽であり、あえて聞かなくても、ということになる。

前職でもプレゼンのたびに、上司から「木村の声は高くて聞こえづらいんだよな」としばしば言われ、その度に凹んでいた。


また手術中はさらに顕微鏡の微細な操作に集中していることもあって、器械出しの看護師さんから聞き返されることも頻繁に。

但し、ベテランとか、優秀な看護師さんは、こちらの要求が聞こえなくても手術の流れを読んで、道具を出してくれるのであまり困らないこともある。


そういうこともあって、何度か書店で「いい声の出し方」みたいな本を購入して研究したのだが、音声が専門の妻からは、「またそんな本っ!!」と責められる始末。


比較的簡単にできることとして、口を大きく開けるというのはよく書かれているので、休日など、子どもの読み聞かせする際に気を付けてやっていた。

そのかいもあってか、家族からは、「読み聞かせをする前より、よく聞き取れるようになったということだった。」(少しくらい子どもの面倒も見ろ、という意味合いもあったと思われる)


しかし、声が通らないという問題は依然未解決のままだった。


ボイストレーニング
口を大きく開ける

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